こんにちは、はるみかんです!

沖縄に移住して20年になります!
前回のオキハム「琉球料理シリーズ」の記事に続き、私にはずっと気になっていた飲み物があります。
その名も「ミキ」!

スーパーの飲み物コーナーに、必ずと言っていいほど置いてある飲み物です。
名前やパッケージだけでは、どんな味か全く想像がつきません。

『飲む極上ライス』って!?
とっても気になる!!
今回は謎の飲み物「ミキ」について、県外移住者の私が迫っていきますよ!
*謎の飲み物「ミキ」について
*気になる中身や味
それでは早速「ミキ」実食です!

冷やして飲むのがオススメ
他の方のレビューに「冷やして飲むのがオススメ」とあったので冷蔵庫で冷やして頂きました。
実際に飲んでみると、薄いあま酒のような味。
トロリとして優しい甘さです。

「冷やした方が美味しい」と言うのは納得!
常温のものと飲み比べてみましたが、断然冷やした方が美味しかったです。
飲み比べた感想
想像していたよりクセがなく飲みやすかった「ミキ」。
私たち夫婦は「ウコン入り」が一番美味しく感じました。

子ども達はどれもイマイチな反応でした💦

「ウコン入り」が一番美味しかったのは意外な結果!
やっぱり飲んでみないと分からないものですね。
せっかくなので、各種類の感想をつづっていきます。
ミキ
まずはプレーンから。

注いでみると、黒いツブツブが目立ちます。
「大麦」でしょうか? 飲んでみると全く気になりません。

ほんのり甘い「重湯」といった感じで、優しい味わいでした。
ミキ・ウコン入り
ウコン入りは「プレーン」の原材料にウコンエキスが加わったもの。
飲んでみると、味に大きな違いはありませんでした。

見た目はウコンの黄色が鮮やかです。

「プレーン」よりも甘くて味もしっかりしているように感じました。
黒糖玄米
こちらは「黒糖」と「玄米」が使用されています。

黒糖の甘さも加わって濃厚な味わい。
トロトロというよりドロドロで、少しずつしか飲めません。

純黒糖を使用されているのでしょうか? 黒糖のクセやコクを感じました。
からだに良さそうですが、私は1番飲みにくかったです。
「ミキ」について調べてみた
実食を終えたところで、「ミキ」について調べてみましたよ。
ミキは「神酒」
調べてみてやっと「何で『ミキ』って名前なの?」という長年の疑問が解けました。
「ミキ」は「神酒」(ミキ)のことだったんです。

「ミキ」は米や麦を発酵させて造ったもの。
今でも年中行事の際に、「ミキ」をお供えしている地域があるそうですよ。
原型は「君の名は。」にも登場した『口噛み酒』
「ミキ」の原型は「口噛み酒」。
「琉球時代には若い女性が噛んだお米を発酵させて造っていた」という記録も残っているそうです。

映画「君の名は。」を観たことある方ならピンときますよね!
「ミキ」は元来とても神聖な飲み物だったのです。
「清涼飲料水」
私たちがスーパーで購入できる「ミキ」は、発酵させる前の「清涼飲料水」になります。
もちろん「口噛み酒」ではないですよ!

原料は主に米・麦・糖類。
もちろん、アルコールはゼロです!

原料から「あま酒」に近い味をイメージしてます 😄
「ミキ」は時代と共にカタチを変え、スーパーでも手軽に手に入る飲み物になっていったんですね!
マルマサ商事
「ミキ」は宮古島にある「マルマサファミリー商事」さんが販売しています。
製造所は宮古島ではなく「和歌山県」にある「サカイキャニング」さんという会社です。
「なぜ和歌山で?」と気になりましたが、残念ながら詳しいことは分かりませんでした。


和歌山→宮古島→沖縄本島と、長い旅路おつかれ様です!
療養食や介護職にもオススメ
体調不良時に良い
「ミキ」を飲んだ夫からは「病気の時に栄養とれて良さそう」という感想が。
身体に良い原材料ばかりですし、手軽に栄養が取れて良さそうですね!

賞味期限は1年ほどでした。

コロナに備えて、我が家も何本かストックすることにしました!
介護食として召し上がってる方も!
ネットの口コミで「母の介護食として購入しています」と言う声がありました。
トロトロしているので、ゆっくり飲めて良さそうですね。
県外の方もネットで購入できるので、気になった方は是非お試しください!
お値段は100円ちょっとです。
まとめ
今回は「ミキ」という飲み物について記事を書きました。
最後におさらいです。
*「神酒」を指し、祭事でお供えされる神聖な飲み物であった
*原材料は米・砂糖・麦とシンプル
*甘い重湯のようで想像より飲みやすい
*栄養価も高く介護食や療養食、回復食にもオススメ
「わしたショップ」が近くにある方は、そちらでも購入できますよ!

気になっている方、ぜひ一度お試しくださいね♬
\ 県外の方もネットでご購入できます /
最後まで読んで頂きありがとうございました。
